2021/01/22

【お金の勉強】リタイアするための資産の目安と4%ルールについて

こんにちは!!Tさんです😀


前回、FIRE(Financial Independence, Retire Early)についてお伝えしましたが、今回はFIREを達成するうえで重要なことの一つとしてどのくらいの資産が必要か?について触れていきたいと思います。


皆さんはどのくらいの資産があれば働かずにアーリーリタイアできそうでしょうか?

3000万円くらい? 5000万円? もっと余裕を見て7000万円?などいろいろな意見が出てくると思います。


 もちろんこれはその人、それぞれのご家庭で変わってくると思います。

今回はアーリーリタイア、あるいはセミリタイアする場合にどれくらいの資産が必要か目安について考えていきたいと思います。



1.目標の目安を決めるために必要なことは?

まずリタイアするためにどのくらいの資産が必要かを決めるために、一番最初に確認しなければいけないことは”年間の生活費がどのくらいかを把握する”ことです。

いきなり当たり前なことを話していますが、案外自分、あるいは自身の家庭で年間どのくらいのお金を使っているかを把握している方は多くないと思います。

私も家計簿をつけていなかったため、どれにどのくらいのお金を使っているかを把握できていませんでした😅


なので、まずは家計簿をつけて年間の生活費を把握されることをお勧めします。

(家計簿をつけることで無駄な支出がないかも整理できますし)



2.4%ルールとは?

年間の生活費が分かったところで、次に紹介したいのは”4%ルール”です。

これは年間生活費の25倍の資産を築くことで、その資産を年利4%で運用すれば理論上、資産を維持しながら生活できるというものです。

4%がどこから来たかというと、アメリカのS&P株の成長率7%からアメリカのインフレ率3%を引いたものになります。

(株式のリターンが7%でも物価が上がれば支払うお金が多くなるので、インフレ率を差し引くことは重要です)



3.アーリーリタイア or セミリタイアする場合に必要な資産の目安は?

ここで必要な情報がそろったので、リタイアするための資産の目安を計算していきましょう。


以下の表は左側の縦軸が月々の生活費と年間生活費、上側は年間の配当利回りになります。

年間生活費を全て配当利回りで賄う場合はそれぞれ以下の資産が必要になります。


税引き前


ちなみに株式などの配当金を受け取る場合は、2021/1/22現在で20.315%が差し引かれるため、税引き後は以下の表になります。


税引き後



まず上記の表から読み取れるのは、年間生活費が多くなると、それだけ必要な資産が多くなります。
ただそれでも、どうでしょう。。。これだけ見るとかなーりの金額が必要になってきますね😅

これを見てFIREを諦めたくなる気持ちが出てくる方もおられるでしょう。

しかしセミリタイアで生活費の半分を労働で賄う場合は上記の資産の半分になります。

以下の表を参照ください。


税引き後&年間生活費の半分を労働で賄う場合


どうでしょう。これなら大分現実的になってきたのではと思います。

上記の表が今回、リタイア or セミリタイアをする場合の必要な資産の目安になります。



ということで、今回はリタイアするための資産の目安と4%ルールについてお伝えしました。

私もこの表を見て、目標額を決めて今は貯金に勤しむこととします😌




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